クライマックスシリーズ final stage 最終戦 回顧
ラストダンスは私と 〜第6戦〜
【開戦前】
いよいよ全てが決する最終第6戦!
鳥取先発は、当然の投手三冠大隣!さけやか先発は、まさかの中2日で大野!
打線は、両軍組み換えを行い、いざ世紀の一戦!
管理人の平成の黒い霧事件アゲインか?下剋上で絶対王者7度目の制覇か?
さぁ、両軍がっぷり四つ――!
【試合前半】
1回裏、鳥取は安達田中賢の連続ヒットで無死一塁二塁のチャンス。
梵凡退の後、4番中田翔、タイムリーツーベースで鳥取先制!
さらに5番昇格の伊藤にもタイムリーが飛び出し、早速追加点!
さけやか先発大野、やはり疲れは隠せないか!?
しかし3回表、さけやかは鳥谷の
タイムリーツーベースで反撃ののろしを上げる。
その後は、ランナーは出るものの両軍投手が踏ん張り膠着状態に。
2-1と鳥取がリードして、試合は後半へ――。
【試合後半】
7回表、さけやかは一死一塁二塁のチャンス。
ここで鳥取は大隣から上沢へ継投。
上沢、起用に応え、陽を三振にきってとる!
続いて打席には鳥谷。
ここで鳥取は左のルーキー戸根を投入という一人一殺体制。
鳥谷のはじき返した打球は・・・セカンド正面!
さけやか、同点のチャンスを逃す!
7回裏、鳥取は二死一塁三塁のチャンスを作るも、
先発大野の後を受けたルーキー有原に松田抑えられ無得点!
次の1点はどちらに入るのか?ジリジリする展開――。
しかし、その瞬間は意外とあっさりやってきた。
8回表、二死から平田、値千金の一発!
さけやかついに同点――!
その裏、鳥取はまたしても二死二塁三塁までこぎつけるも、
ここで登板の高橋朋の前に田中賢が二ゴロに倒れる。。。
球場全体が異様な興奮に包まれる中、9回表さけやかの攻撃。
先頭メヒアがボテボテの遊ゴロを激走で内野安打とし、出塁。
続く今江の絶妙の送りバントが内野安打となり無死一塁二塁。
そして梅野の送りバントが、一塁線のライン上ギリギリを・・・切れない!
オールセーフ!さけやか、すべて内野安打で
あれよあれよという間に無死満塁の大チャンス!
ここで打席には陽。鳥取はマウンドにイ・デウンを送る。
陽のはじき返した打球は・・・またしてもボテボテ!
前進守備のセカンド田中賢をしても、ホームには投げられない――!
CS打率1割台と不振にあえぐ陽が、執念の大仕事!
絶対王者さけやか、ついに勝ち越し――!
9回裏、さけやかのマウンドは当然の守護神西野。
先頭梵が粘って四球を選ぶも、続く中田翔の打球は無情にもセカンド正面!
梵戻れず、鳥取、最悪のゲッツー!あとひとり――。
ここで打席にはCS好調の伊藤――。
鳥取の片田舎で生まれたある少年。
仮に名前をMとしよう。
Mは野球が大好きだった。
そしてMは、野球と同じくらい、妄想することも大好きだった。
もし、セ・リーグとパ・リーグのチームがシャッフルされたら――。
もし、あの選手とあの選手が同じチームだったら――。
Mの妄想は止まらない。
中学生になって、パソコンを買ってもらった。
同時に買ったソフトは「ベストプレープロ野球」。
Mは早速、小さい頃からの妄想を実行に移した。
様々なチームを作り、試合をした。
助っ人外国人ばかり集めたチーム。俊足の選手ばかりを集めたチーム。
それはそれで楽しかったのだが、同時に少し、物足りなさも覚えた。
本当は、誰かと試合をしたい。
自分の選抜した選手で、他の人の選抜したチームと戦ってみたい――。
だけど、その想いは叶うことなく、Mは少年から大人になった。
大学進学のために上京したMは、そこでいろんな人と出会った。
そして、ファンタジーベースボールへの誘いを受ける。
かつての想いを蘇らせたMは、
再びベストプレープロ野球と向き合うこととなった――。
パソコンの画面の中で躍動する選手たち。
その様子は中学生の頃と同じ。
でも、ふたつだけ違うことがある。
それは、競い合う仲間がいること。
そして、自分以外の誰かが、結果を楽しみにしていること――。
毎年いろんな趣向を凝らしながら、11年間、夢中で駆け抜けた。
ひとりでは、ここまでこれなかった。
みんながいたから、続けてこれた。
でも、Mも妄想の中に浸ってばかりではいられなくなってしまった。
何かを守るには、何かを捨てなければならない。
もう、シミュレーションの時は過ぎた。
リアルを精一杯生きていかなければならない――。
今、Mの胸に去来する思いはただひとつ。
皆様、おつき合い頂き、本当にありがとうございました――。
万感の思い、今クライマックス。
ピッチャー西野の渾身のストレートを、
バッター伊藤がジャストミートする!
白球よ、飛べ。
高く、遠く、ちっぽけな悩みを超えて、彼方まで――。
さけやか 3 = 0 0 1 0 0 0 0 1 1
鳥取 2 = 2 0 0 0 0 0 0 0 0
[さけやか] 打率 本 1 2 3 4 5 6 7 8 9
山田哲人 .185 遊ゴ .... 三振 .... 三振 .... .... .... ....
井口資仁 .000 .... .... .... .... .... .... .... 左飛 ....
荒木貴裕 .000 .... .... .... .... .... .... .... .... 三振
長谷川勇也 .280 三飛 .... 二ゴ .... .... 遊ゴ .... 三振 ....
平田良介 .333 ( 1) 二飛 .... .... 三振 .... 右飛 .... 左本 ....
T.ブランコ .281 ( 5) .... 右飛 .... 左2 .... 遊直 .... 左飛 ....
A.メヒア .321 ( 1) .... 二ゴ .... 四球 .... .... 三ゴ .... 遊安
今江敏晃 .269 .... 三邪 .... 一併 .... .... 四球 .... 二安
梅野隆太郎 .308 ( 1) .... .... 右2 .... 三振 .... 遊安 .... 投安
陽岱鋼 .148 .... .... 二ゴ .... 中安 .... 三振 .... 二ゴ
鳥谷敬 .190 ( 1) .... .... 中2 .... 三ゴ .... 二直 .... 二ゴ
[鳥取] 打率 本 1 2 3 4 5 6 7 8 9
安達了一 .323 中安 遊安 .... 四球 .... 左飛 .... 右安 ....
田中賢介 .212 中安 中飛 .... 遊飛 .... .... 右飛 二ゴ ....
梵英心 .367 ( 1) 投飛 .... 左安 遊飛 .... .... 中安 .... 四球
中田翔 .207 ( 3) 中2 .... 三ゴ .... 捕邪 .... 右飛 .... 二直
伊藤光 .407 中安 .... 二ゴ .... 左飛 .... 右安 .... 遊ゴ
松田宣浩 .219 ( 1) 中飛 .... 四球 .... 三ゴ .... 三ゴ .... ....
鈴木誠也 .214 .... 中飛 三振 .... .... 右安 .... 三振 ....
中村晃 .208 .... 右安 .... 遊失 .... 投ギ .... 三ゴ ....
岡大海 .160 .... 右飛 .... 投ギ .... 右飛 .... .... ....
B.レアード .143 .... .... .... .... .... .... .... 中安 ....
投手成績 勝 敗 S 試 回数 球数 安 振 四 責 防御率
大野雄大 左 0 0 0 3 6 2/3 105 10 1 2 2 3.50
有原航平 右 0 0 0 1 1 17 2 1 0 0 0.00
○高橋朋己 左 1 0 0 3 1/3 4 0 0 0 0 2.08
S西野勇士 右 0 1 2 3 1 15 0 0 1 0 3.18
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大隣憲司 左 1 1 0 3 6 1/3 102 5 4 2 1 2.75
上沢直之 右 1 0 0 2 1/3 3 0 1 0 0 0.00
●戸根千明 左 0 2 0 3 1 1/3 29 4 1 0 2 11.25
イ・デウン 右 0 0 0 3 1 15 0 1 0 0 5.40
[福岡] 打率 本 1 2 3 4 5 6 7 8 9
本多雄一 .417 四球 .... 右安 三振 .... 二ゴ .... 投ゴ ....
長谷川勇也 .320 ( 2) 四球 .... 一ゴ 三振 .... .... 投ゴ .... 四球
内川聖一 .250 二直 .... 右安 .... 三ゴ .... 二ゴ .... 二ゴ
A.メヒア .200 三ゴ .... 捕邪 .... 遊ゴ .... 中2 .... 四球
今江敏晃 .444 ( 3) .... 三振 .... 左2 四球 .... 四球 .... 中2
H.ルナ .192 ( 3) .... 左本 .... 中本 遊ゴ .... 遊失 .... 四球
柳田悠岐 .200 .... 三振 .... 三振 .... 死球 二ゴ .... 一ゴ
鶴岡慎也 .192 .... 三振 .... 中安 .... 三直 .... 捕邪 二ゴ
鈴木大地 .179 .... .... 一ゴ 中安 .... 三振 .... 中飛 ....
・・・鳥谷、掴んだ! 一塁送球!
ゲームセット――!!
前人未到!7度目の制覇は
シーズン2位からの下克上!
おめでとう、さけやかランディーズ!
☆レギュラーシーズン MVP☆
大隣憲司(鳥取) 2.55 29試合 21勝3敗
☆クライマックスシリーズ MVP☆
T.ブランコ(さけやか) .281 9安打 5本塁打 11打点
☆ベストナイン☆
先発 大隣憲司(鳥取) 2.55 29試合 21勝3敗
中継ぎ 森唯斗(福岡) 2.25 51試合 8勝2敗2セーブ
抑え 澤村拓一(鳥取) 1.41 54試合 3勝4敗42セーブ
捕手 阿部慎之助(日野) .274 149安打 19本塁打 87打点
一塁手 T.ブランコ(さけやか) .290 170安打 46本塁打 135打点
二塁手 山田哲人(さけやか) .300 173安打 23本塁打 111打点
三塁手 中村剛也(西東京) .293 163安打 53本塁打 114打点
遊撃手 鳥谷敬(さけやか) .316 179安打 13本塁打 75打点
外野手 和田一浩(六本木) .323 156安打 32本塁打 108打点
外野手 M.マートン(西東京) .311 193安打 30本塁打 95打点
外野手 長谷川勇也(さけやか) .299 165安打 11本塁打 59打点
DH A.メヒア(さけやか) .260 144安打 43本塁打 119打点